CakePHP 2.3.0-RC2 と 2.2.5 のリリース

元記事はこちら。

by markstory on January 09, 2013

CakePHPコアチームは CakePHP2.3.0-RC2 と 2.2.5 [1]が入手可能になったことをお知らせいたします。2.3.0-RC1のリリース以降、幾らかの改善と修正がありました。重大な問題が報告されなければ、2.3.0の安定版は数週間のうちに提供されるでしょう。

2.3.0-RC1 以降の変更点

2.3.0-RC1以降に幾つかの新しい改善点が追加されました。2.2.5に加えられた修正点はすべて2.3.0-RC2にも加えられています。2.3.0-RC2の新しい改善点は、以下のとおりです：

未知のキャッシュエンジンを使用すると、例外がスローされる
HTML5属性のサポートの改善
範囲外のページ番号がリクエストされた場合に、最終ページの内容を重複して表示する方法に代わって、PaginatorComponentは例外をスローするようになった
PaginatorHelper::prev() と PaginatorHelper::next() で、disabledTagオプションをサポートするようになった。これらのコントロールが無効の場合に、指定したタグでラップされる
.editorconfig ファイルが追加された
標準のドキュメントタイプがHTML5になった
FormHelperは検出されたバリデーションルールに基づいて必須属性をセットするようになった
Support for php.ini style numbers was added to CakeNumber::fromReadableSize()
関連モデルで、ページネーションボタン用に生成されたテキストがより読みやすくなった
FormHelper::postLink() は対象属性としてa要素以外にもフォーム要素をセットできるようになった

changelog[2] には 2.3.0-RC2 の変更点が全て記載されています。

2.2.5 の変更点

2.2.5は2.2系のバグフィックス／メンテナンスリリースです。2.2.4以降、40のコミットと19の問題が修正されました。以下は変更点の概要の一覧です：

||オペレータを使用したフィールドは正しくクオートされるようになった
エラーページのスタックトレースで、コードのハイライトと抜粋が正確になった
ファイル入力で、value属性は含まれなくなった。これにより、ドキュメントタイプがHTML5の場合のHTML
File inputs no longer include the value attribute. This fixes HTML validation with HTML5 doctypes.
ConsoleOptionParserが、オプションの「0」の値を正しく扱えるように調整された
MySQLデータソースは長さの値をもつインデックスを正しく扱えるようになった
safe_mode時に、5番目の引数はmail()に渡されなくなった
メール本文は（一行あたり）78文字ではなく998文字で折り返すようになった。HTMLコンテンツが結合されてしまう件を修正
TreeBehaviorとDeleteのネストが仕様通り動作するようになった
500エラー時にRouter::parseExtensions()でエクステンションが宣言されている場合に無限ループに陥る問題を修正
セキュリティコンポーネントのblackholeCallbackへのリクエストがブラック・ホールされるようになった。プレフィックスのない公開メソッドをセキュリティコンポーネントのブラックホールコールバックに指定した場合の問題を修正
ヘルパーアセットでもビューファイルでも一貫してキャメルケースのテーマ名になった
FormHelper::radio() はブール値を扱えるようになり、それぞれ1と0に対応するようになった
Hash::expand() はphp5.2でネストの深い構造を展開する際に無限ループに陥る問題を修正

changelog[3] には 2.2.5 の変更点が全て記載されています。

コミット、チケット、ドキュメントの編集ほか、このフレームワークに貢献してくれるすべての皆さんに深謝します。あなたがいなければCakePHPは存在しません。
パッケージリリースのダウンロード

2.3.0-RC1 以降の変更点

2.2.5 の変更点

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2.3.0-RC1 以降の変更点

2.2.5 の変更点

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