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CakePHPコアチームはCakePHP 3.0.14が入手可能になったことをお知らせいたします。これは3.0系のメンテナンスリリースで、バグフィックスやわずかな機能拡張を含みます。先週3.1.0がリリースされたので、セキュリティフィックスを除いてこれが予定されている最後の3.0系のリリースになります。
バグフィックス
3.0.14の変更点は以下のとおりです。すべての変更点はこちらから参照できます。
- i18n シェルで、–merge が使用される場合にマージ済みと分割されたpotファイルを生成することがなくなった
- StringTemplates は1次元配列を文字列に変換する。この修正は、配列がテンプレートに整形される際に起こる ‘array to string conversion’ エラーを修正するもの
- FormHelper により作成されたオプショングループは整数型の値を持つようになった
- Jsonビューセレクションで、拡張子jsonが有効でない場合でもAcceptヘッダにより信頼性の高い動作をするようになった
- Postgres アダプタで、TIME WITHOUT TIMEZONE のスキーマを正しく反映できるようになった
- FormHelper は アソシエーションのboolean 型のカラムに対して必須(required)の属性を正しくセットするようになった
- BetweenExpression はそれぞれの条件で expression オブジェクトを受け入れるようになった
- Query::__debugInfo() と Table::__debugInfo() は、オブジェクト生成が完了しないうちに呼び出されても致命的エラーを起こさないようになった
機能拡張
- Cache::registry() の追加。テスト時にキャッシュのバックエンドレジストリを置き換えるのに便利
- APIドキュメントの改善
- UUID フィールドは ‘’ を NULL に整えるようになった
- TreeBehavior::recover() はリカバリ前にツリーのソートを定義する recoverSort オプションをサポートするようになった
- Responseに jsonapi のmime type が追加された
- MySQL アダプタで、datetime型のカラムのデフォルト値として CURRENT_TIMESTAMP をサポート
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