by markstory
CakePHP コアチームは CakePHP 2.5.4 が入手可能になったことをお知らせいたします。
CakePHP コアチームは CakePHP 2.5.4 が入手可能になったことをお知らせいたします。2.5.4は2.5系のバグフィックスリリースになります。変更点の概要は以下のとおりです:
- SMTP認証の応答コードのチェックの改善
- AuthComponentで、ajaxLogin エレメントを使用した場合にヘッダが正しく送信されるようになった
- サンプルスキーマファイルのエラーが修正された
- SecurityComponentで、スペース文字を含むURLがある場合にブラックホールコールバックへ入り込むことがなくなった
- バリデーション「年」で、1800年以降の日付を受け付けるようになった
- RequestHandlerComponent は、DELETEリクエスト時にリクエスト本文をアンシリアライズするようになった
- saveAssociated/saveMany で、例外発生時にトランザクションをロールバックするようになった
- hasOne/belongsTo アソシエーションで、Model::afterFind() が2回呼ばれることはなくなった。モデルのエイリアスの形で1度だけ呼ばれるようになった。
- Join の構築で、条件なし受け取らないようになった。条件なしのjoinが作られると、条件が正確にクエリを絞り込むのでない限りCROSS JOIN(交差結合)が作成される
- SchemaShell は –file や –name スイッチを正しく扱えるようになった
- 生成されたスキーマファイルはより予想可能な名前になった。APP_DIRの値を使用する代わりに、アプリケーションスキーマファイルでは常に ‘App’ を使用する
- FileEngineの競合状態で例外が発生していたが、無視されるようになった
- CakeTime は、無効な入力に対して ” を返すようになった
- トランザクション機能で、プレースホルダーの最初の値がnullでも正しく整形できるようになった
- MySQL の UPDATE 時に TIMESTAMP 型の列で、CURRENT_TIMESTAMP をデフォルト文字列として使用しなくなった。
- dataで終わる文字列をdatumと語形変化させなくなった。たとえば ‘FileMetadata’ のような語が間違って語形変化させないようになった
cakephp.orgにて変更点の一覧をご覧いただけます。このリリースに関わってくださった皆さんに感謝します。バグチケット、ドキュメントの編集、パッチやプルリクエストはCakePHPを活かし支える大きな部分です。
githubからパッケージリリースのダウンロード