by markstory
CakePHPコアチームはCakePHP 2.5.3 と 1.3.20 が入手可能になったことをお知らせいたします。
CakePHPコアチームはCakePHP 2.5.3 と 1.3.20 が入手可能になったことをお知らせいたします。CakePHP 2.5.3 は 2.5 系のバグフィックスリリースです。1.3.20 は 1.3 系のバグフィックスリリースです。1.3.20 にはレコードの同時更新中に削除されたときにデータが失われる可能性があり、Model::save()時の潜在的な競合状態に対処する重要な修正が含まれています。2.5.3 にも同様の修正が含まれています。
2.5.3 の変更点の概要は以下のとおりです:
- TextHelper::autoLinkEmail() はHTML要素に隣接するemailアドレスにもリンクするようになった
- ‘research’ はInflectorにより正しく複数形化するようになった
- ‘stadium’ はInflectorにより正しく複数形化するようになった
- ACLテーブルを含むスキーマで、パフォーマンス改善のためにインデックスを含めるようになった
- APCEngine キャッシュは APCu 互換になった
- App::pluginPath() は非推奨になった。代わりに Plugin::path() を使用できる
- 多くのクラスのAPIドキュメントが改善された
- CakeEmail の Email バリデーションが緩くなった。UTF-8文字列やIDNドメイン名は概して配信可能だがfilter_var()に失敗していた。
- CakeResponse::sharable() が公開用のmax-ageヘッダをセットできるようになった
- Model::getDataSource() は schemaName を適切に切り替えられるようになった。2.4.8で混入した退行
- Validation::inList() は数値チェックで16進値を受け付けなくなった
- 複数のCSRFトークンの使用時に、各リクエストでそれぞれの有効期限を更新させるようになった
- h() のパフォーマンス改善
- フィクスチャがない場合のエラーが改善された
CakeFest 2014 のアーリーバードチケットを入手できなかったとしても、まだチケットは発売中です。カンファレンススケジュールもあります。
CakePHPのセキュリティの問題の可能性について継続的に知らせてくれたKurita Takashi氏に感謝します。cakephp.orgにて変更点の一覧をご覧いただけます。(訳注:2.5.3のchangelog、1.3.20のchangelog) バグチケット、ドキュメントの編集、パッチやプルリクエストはCakePHPを活かし支える大きな部分です。
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