CakePHPチームは最新のバグフィックス/メンテナンスリリースが入手可能になったことをお知らせします。
CakePHPコアチームはCakePHP 2.1.1 [1] と 1.3.15 [2] が入手可能になったことをお知らせいたします。いずれもバグフィックス/メンテナンスリリースです。以下は双方の新バージョンに期待されている変更点の一覧です:
2.1.1
- session_cache_limiter() はセッションの開始時に削除され、P3Pヘッダからも削除される。
- .htaccess ファイルが更新されたので、アプリケーションでも更新されたか確認する。
- Set::sort() で、 {s}.path を使用した場合でも正しくソートされるよう調整
- Session.cookieTimeout のデフォルトの振る舞いを修正
- Validation クラスで、リストの値チェックがより厳密になるよう修正
- URL中のパラメータをurldecodeを使用して解析
- DigestAuthenticateオブジェクトで失われたrecursiveオプションを追加
1.3.15
- find(count) と条件部のバグを修正
- モバイルクライアントにiPadとWindows Phoneを追加
- カスタム書式を使用して-1から1までの間の数字を使用した場合のNumber::currency()を修正
- 1.3と2.0のクッキーの不完全な互換性によってもたらされたバグの修正。カラの値のキーでPHPのnoticeが発生。テストの強化。
- EmailComponentのヘッダストリップの修正。テキストから積極的にto:を削除していた。
- EmailComponent::reset()が
delivery
をリセットしていない件を修正 - ネストしたHABTMアソシエーションで値が重複する件を修正
2.1系にアップグレードしていないのであれば、今以上の好機はないでしょう。最新リリースはこれまでで最も安定しており、最も高機能ですから、これらの魅力的な拡張を逃さないでください!
コミットやチケットやドキュメントの編集など、このフレームワークに貢献してくれるすべての皆さんに深謝します。あなたがいなければCakePHPは存在しません。
パッケージリリースのダウンロード [3]