CakePHP 2.0.6 のリリース

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By lorenzo

これが2.0系の最後のリリースになるでしょう。CakePHP2.1の作業に集中して取り組み、すべてのバグフィックスやセキュリティパッチはこちらに統合されていく予定です。


CakePHPコアチームはCakePHP2.0.6が入手可能になったことをお知らせいたします。これは2.1安定版リリース以前に重要な変更が必要にならない限り、2.0系の最後のマイナーバージョンアップとなるでしょう。これ以降はすべてのバグフィックスやセキュリティパッチは、100%互換性のある2.1系に適用されることになります。

2.0.5以降、合計で90以上のコミットと45の問題が解決されています。完全なリストはchangelogページで閲覧できます。以下は2.0.6の変更点の概要です:

  • PHPのバグ(#44251 と #45748)の関係上、動作要件がPHP5.2.8以上となった
  • モデルはデータソース上で実装されていない限り calculate() と expression() メソッドをコールしない。
  • SqlServer のビューは通常のテーブルと同じようにモデルにマップできる。
  • セッションが、設定によらずにいつでも再生成されていた問題を解決。
  • FormHelperと連結するモデルが $useTable = false の場合、データベースの接続が必要なくなった。
  • ClassRegistryを使用したモデルクラスがコンストラクタによらずに実体化された場合に、エラーをスローしないように修正。
  • 幾つかのデータベースドライバにおいてメモリリークを解消。
  • TextHelper::excerpt() が仕様通り動作するように修正。
  • Defaulting back to using PHP_SELF to get current url, this solves several issues in shared hosts

リリース2.1はほとんど仕上がっており、数週間以内に安定版を入手できるようになるでしょう。2.1は2.0と完全な後方互換性があり、幾つもの有用な機能が追加されています。実装済みのものや、2.1で計画されていることについては、ロードマップや作成中の2.1以降ガイドをご覧ください。

優秀なCakePHPコミュニティの多くの傑出した働きに感謝しています。皆さんの支援と愛がなければCakePHPは存在しません。

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